私立文徳高(熊本市)のサッカー部監督を務める30代男性教員が、部員に「難民のようだ」と発言するなど5件の不適切指導をしていたことが3日、高校への取材で分かった。熊本県高体連は、男性教員の連盟主催大会への出場資格を3月5日から1年間停止する処分にした。  高校は口頭での厳重注意にとどめ、教員は引き続き監督を務めている。高体連以外が主催する大会には出場できる。  高校によると、昨秋~今年3月、肌の色が黒くやせ形の部員に「難民のようだ」と発言したり、ボールを部員の足に当てる体罰を加えたりした。3月、被害を受けた部員が高校に報告した。  教員は高校の聞き取りに「大変申し訳ない」と話したという。


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