埼玉県川口市でタクシー運転手の男性(72)が銃撃された事件で、県警が強盗殺人未遂容疑で逮捕した同市の無職、瀬川好一容疑者(68)の自宅から、銃弾1発を発見し押収していたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。県警は入手経路や、銃撃した動機の解明を進める。同日、容疑者を送検した。

県警によると、瀬川容疑者は「ピストルを撃ったことは間違いない。ピストルは捨てた」と供述する一方「金を奪うつもりはなかった」と述べ、容疑を一部否認している。

逮捕容疑は5月29日夜、川口市でタクシーを降りる際に「金を出せ」と運転手を脅迫、車内で拳銃のようなものを発砲し、腹部に約4週間の大けがを負わせた疑い。〔共同〕

【関連記事】

  • ・埼玉・川口のタクシー強盗で指名手配の男を逮捕
  • ・埼玉の拳銃タクシー強盗、68歳男を指名手配 埼玉県警
  • ・埼玉・川口のタクシー強盗 車内に小銭散乱、金銭強奪か

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。