徳島市の弁天山で行われた山開きの式典=1日午前

 標高6・1メートル。自然にできた山として日本一低いとされる徳島市の弁天山で1日、山開きの式典が開かれた。参加者は遭難者ゼロの実績にあやかり、全国の山の事故が1件でも減るよう安全を祈願した。  地元の保存会が山の高さにちなみ、毎年この日に開催している。式典ではNPO法人「弁天山保存会」の山下釈道理事長(60)が「全国の山の事故が減るよう祈願しながら登山を楽しんでほしい」とあいさつした。山頂には神社があり、参加者は登山口の鳥居前でテープカットをした後、わずか1分の登山を楽しみ、登頂証明書と御朱印を受け取った。  保存会によると、毎年約1万人が登頂を果たしているという。


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