無登録で外国為替証拠金取引(FX)への投資を仲介したとして、金融商品取引法違反(無登録営業)の罪に問われたスカイプレミアム社の最高経営責任者、斎藤篤史被告(45)=東京都中央区=ら4人の初公判が30日、福岡地裁(武田夕子裁判長)であり、いずれも起訴内容を認めた。

 起訴状によると、斎藤被告らは2019年12月~21年6月、大阪府や大分県内などで男女6人に、勧誘営業員を通じて無登録で投資商品を紹介し、契約を媒介したとされる。

 検察側の冒頭陳述によると、4被告は6人から計約4450万円を集めたという。斎藤被告を除く3人は、約590人いる勧誘営業員を統括する「スーパーバイザー」として、月平均2千万円の報酬を受け取っていたと指摘した。(西岡矩毅)

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