神奈川県海老名市の市立杉久保小で29日、午前中にあった運動会の練習に参加していた1~6年の男女児童39人が熱中症の疑いで搬送された。市によると、全員軽症という。当時は気温や湿度などに基づく「暑さ指数」は21で、積極的な水分補給を求める「注意」に当たる数値だった。

 杉久保小では、午前8時45分から9時35分まで校庭で運動会の全体練習をしていた。練習中に1人が腹痛と呼吸困難の症状を訴え、練習終了後に体調不良の児童が続出した。帽子の着用や水筒の用意などの対策はしていたという。

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