書類送検されたのは、日本維新の会に所属する江東区の千田昌寛 区議会議員(43)です。

捜査関係者によりますと、去年4月に行われた江東区議会議員選挙で、告示日から2日間、フェイスブックに「思いを込めた1票をお願いします」などと自身への投票を呼びかけるおよそ70秒の有料広告を掲載したとして、公職選挙法違反の疑いが持たれています。

選挙では、3336票を獲得し、初当選していました。

東京維新の会によりますと、選挙期間中に外部からの指摘を受けて広告を取り下げ、議員みずから警視庁に申し出たということで、検察の処分が出しだい、会としての処分を検討するとしています。

千田議員はNHKの取材に対し「未熟で無知な行動でご迷惑をおかけしたことを反省しています。区民の皆さんにおわびしたい」と話しています。

江東区では、同じ日に行われた区長選挙でも前の区長の木村弥生 被告がインターネットに自身への投票を呼びかける有料広告を掲載させたなどとして起訴されています。

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