5月、水俣病の犠牲者慰霊式のあとに行われた患者や被害者団体と伊藤環境大臣の懇談で、団体側の発言中に環境省の職員がマイクの音を切った問題で、環境省は大臣と団体側との懇談の場を再び設けるとして、調整を進めています。

28日は、懇談に参加していた被害者団体「水俣病患者連合」と環境省の担当者がオンラインで協議し具体的な日程を検討しました。

その結果、再度の懇談の日程はことし7月10日と11日で調整が進められることになりました。

日程については、別の団体側との調整も踏まえて正式に決まる見通しです。

協議のあと、「水俣病患者連合」の事務局を務める永野三智さんは「再度の懇談の場で、団体側の要望がかなえられるかどうかが重要なので、その実現に向けて、今後も環境省側との協議を重ねていきたい」とコメントしています。

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