名古屋・栄の松坂屋名古屋店の屋上にある「松坂屋」の屋号とロゴマークをあしらった、70年以上の歴史がある名物看板が来月、その役目を終える。
現在の看板は、1953年の外装工事の際に同店本館の大津通側の屋上に設置された。広報担当者によると、当時は電飾看板が珍しく、周りに高い建物がなかったため、広告塔として活躍した。
それから71年が経過。老朽化が進んだだけでなく、開発が進んで同じ高さのビルが立ち並び、歩行者から見えづらくなった。「再設置も検討したが、お客様用の施設に投資するのが優先」(担当者)として、撤去を決めたという。
取り外し作業は6月10日ごろから本格的に始まる。(小原智恵)
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