東京・浅草のクラブで麻薬「ケタミン」を所持したなどとして、警視庁は26日、ベトナム人でクラブの客の20代男7人を麻薬取締法違反(共同所持など)の疑いで逮捕した。クラブを経営する日本人の20代男1人も大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、クラブは「DIAMOND」(東京都台東区浅草2丁目)で、週末のみ開かれ、ベトナム人専用という。

 捜査関係者によると、逮捕されたベトナム人のうち、男6人は26日未明、麻薬「ケタミン」を共同で所持した疑いがある。残る1人はケタミンを使用した疑いがある。

 警視庁は26日未明に同店を麻薬特例法違反(業としての譲渡)などの疑いで家宅捜索。当時、店内にはベトナム人の客43人と、日本人とベトナム人の従業員14人の計57人がいたという。

 警視庁は26日、薬物で逮捕した8人以外に、ベトナム人従業員や客の20~30代の男女6人を出入国管理法違反(資格外活動など)の疑いで逮捕した。(三井新)

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