東京都品川区戸越2の2階建て住宅で、住人の母子4人が死亡しているのが見つかった事件で、司法解剖の結果それぞれの死因は、母親と次女が失血死、長女と長男は一酸化炭素(CO)中毒だったことが26日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁捜査1課は、住宅で起きた火災の煙を吸って搬送された40代父親の回復を待って事情を聴く方針。
死亡したのは母親(37)と小学1年の長女(6)、いずれも保育園児の次女(3)と長男(2)。4人は胸や首などに切り傷や刺し傷があった。4人と父親の5人暮らしで、母親と父親は事件3日前の20日に離婚が成立していた。
5人は1階和室で倒れているのが見つかった。住宅は施錠されており外部から侵入した形跡はなく、凶器とみられる刃物も見つかっていた。火災では1階床の3平方メートルが焼けた。〔共同〕
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