北海道江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」が運営するグループホーム(GH)で知的障害者が不妊処置を受けていた問題で、北海道は9日、7項目の対応策を公表した。育児を支援する居宅介護事業所を増やしたり、特例的にGH内での子育てを認めたりする施策を実施するよう、厚生労働省に要望することなどを盛り込んだ。5月にも要望書を提出する。
道庁によると、同省には居宅介護での育児支援報酬を引き上げることや、他の入居者との接触が少ないサテライト型(離れ)住居で子育てできるように定員基準を緩和することなどを求める。
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