元宮崎市議会議員の西本誠被告は、去年9月、宮崎市で知り合いの女性の腕などを引っ張り、ホテルに連れ込んで性的暴行をしたうえ手にけがをさせた罪に問われました。

24日の判決で宮崎地方裁判所の船戸宏之裁判長は「女性が抵抗したにもかかわらず、強い力で引っ張ってホテルの部屋に連れ込み、執ようなわいせつ行為に及んでいて、犯行は悪質で経緯や動機に酌むべき点はない」と指摘しました。

そのうえで「女性が、耐え難い性的被害や軽視できない身体的被害、深刻な精神的苦痛を受けた結果は重い。執行猶予にするような軽い事案とは言えない」などとして、懲役4年6か月の実刑判決を言い渡しました。

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