菅野米生さん(かんの・よねお=東日本大震災の逸話を伝える紙芝居演者)4月16日、がんのため死去、77歳。福島県出身。葬儀・告別式は既に行った。喪主は長男裕道(ひろみち)さん。  東京電力福島第1原発事故で福島県飯舘村から避難した仮設住宅の人々が、大雪の国道で立ち往生したドライバーに救援の炊き出しをした「命のおにぎり」や、津波襲来直前にお年寄りらの避難を手伝いながら自らは命を落とした同県いわき市の男子高校生を描いた「ひとつ」など、被災地の逸話を紙芝居で伝える活動に妻幸枝さんと従事。国内各地を巡回した。


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