「鉄道友の会」は23日、全国の鉄道の新型車両から、ことしの最も優れた新型車両に贈られる「ブルーリボン賞」と技術面で優秀な車両に贈られる「ローレル賞」を発表しました。

「ブルーリボン賞」には、東京 浅草と、栃木県日光市を結ぶ東武鉄道の新型特急「スペーシアX」の「N100系」が選ばれました。

外観の窓枠が、伝統的な「組子」の技法を連想させ、車内にも江戸の文化をイメージした色彩が施されるなど歴史や文化を現代と融合させたデザインなどが高く評価されました。

また、「ローレル賞」には、宇都宮市などを走るLRTの「HU300形」などが選ばれました。

大きな窓や低い床などで乗客の利便性と快適性を高め、黄色を基調とした斬新なデザインで注目されたことなどが評価されました。

LRTの受賞について宇都宮市の佐藤栄一 市長は「デザインや、バリアフリー対応などの取り組みが、高い評価を受けたことは誠に喜ばしく、誇りに感じています」とコメントしています。

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