医療用注射器5万本超を無届けで暴力団幹部に販売したとして、京都府警は23日、医薬品医療機器法違反の疑いで、千葉県柏市豊四季、歯科医師結城康雄容疑者(67)を逮捕した。「研究や治療に使っているので販売していない」と容疑を否認している。府警は覚醒剤などの違法薬物を使う際に悪用されると知りながら売ったとみて調べている。  逮捕容疑は昨年3~9月、千葉県流山市で経営する歯科医院で、必要な届け出をせず、医療用注射器計約5万6千本を約540万円で暴力団幹部に販売した疑い。  府警は今年2月までに暴力団幹部らを覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕していた。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。