二条大麦の収穫が本格化している岡山市南区の児島湾の干拓地。収穫前後の畑が入り交じり、モザイク模様の風景が広がる=22日午前(共同通信社ヘリから)

 岡山市南区の児島湾の干拓地で、ビールや麦茶の原料となる二条大麦の収穫が本格化している。初夏で麦が実る時期を指す「麦秋」を迎え、黄金色の穂が実った畑と、収穫を終え土が見える茶色の畑が入り交じったモザイク模様の風景が広がった。収穫は6月初めまで続き、刈り取りの進み具合に応じて日々変わりゆく姿を見せそうだ。  岡山市農業協同組合によると、児島湾周辺では「サチホゴールデン」と「スカイゴールデン」の2品種が主に栽培されている。今年は雨量が多かったため生育が遅れ、例年と比べ収穫量が少ない見込みだという。


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