能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市で9日、避難所運営に携わる市職員や住民代表らを集めた担当者会議が開かれた。個別運営されてきた各避難所間で情報を共有し、課題解決を図るのが目的。出席者からは「仮設トイレが遠いので移動してほしい」「これからの暑さ対策が不安」といった声が寄せられた。
輪島市では8日時点で49カ所の避難所が設置されており1397人が身を寄せている。会議には15カ所の指定避難所の代表者ら約40人が参加した。
会議では高齢者が多く、情報をネット以外に紙でも配布してほしいといった要望のほか、避難者の今後の生活再建に向けたロードマップを示すよう求める意見も上がった。
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