天皇、皇后両陛下は21日、東京都千代田区の区立九段幼稚園(横沢峰紀子(みきこ)園長、園児数45人)を訪問し、工作に取り組む園児らと交流した。

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 5月5日のこどもの日にちなむ訪問で、上皇ご夫妻から引き継いだ。

 この日は同じ建物内にある小学校の5年生と年長の園児計33人が六つのグループに分かれ、木の葉や枝、木の実を使って工作に取り組む様子を視察。各グループを回り、腰を落としてすぐそばで作業を見守った。

 皇后さまは、まつぼっくりを段ボールにはりつけていた園児に「難しかったですか」などと尋ね、天皇陛下は木の実を電灯に見立てて家をつくっていた子らに「よく考えていますね」と声をかけた。

 横沢園長によると、両陛下は小学生が園児を優しくサポートする様子に感心しており、「皆さんの楽しい様子をみて(こちらも)楽しい気持ちになりました」と話していたという。(中田絢子)

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