核兵器保有国と非保有国の有識者が核軍縮の道筋を話し合う「国際賢人会議」の第4回会合が21日に横浜市で開かれた。22日までの日程で、来年の提言取りまとめに向け、人工知能(AI)のような新興技術が核軍縮に及ぼす影響などを議論した。  座長の白石隆・熊本県立大特別栄誉教授は新興技術の影響に加え、核兵器保有国、非保有国双方の責任や核拡散防止条約(NPT)を中心とした核軍備管理・不拡散体制のアップデートが議題だと述べた。  米国、英国、フランス、中国、ロシアの核保有五大国と、日本、ドイツ、インドなど計15人の委員で構成。22日に首相官邸を訪れ岸田文雄首相に議論の内容を報告する。


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