本土復帰から52年を迎えた沖縄県で18日、復帰を記念する「5・15平和行進」が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)周辺で行われた。参加者は多くの米軍基地が残る沖縄の現状を発信するため、「普天間基地を返せ」「地位協定を見直せ」などと声を上げながら歩いた。

市民団体などが主催し、飛行場の外周に沿って2コースに分かれ、それぞれ約7キロを行進した。主催者によると、2000人超が参加した。

主催した沖縄平和運動センターの木本邦広共同代表は出発式で、県内で防衛力強化が進められていることに懸念を示し、「まとまって大きな声にしていけば必ずはね返していける」と述べた。

「5・15平和行進」に参加する人々=18日、沖縄県宜野湾市

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