広島や長崎の被爆3世とその家族を撮り続ける、広島市出身の写真家堂畝紘子さん(41)の写真展「生きて、繋いで―被爆三世の家族写真―」が、新潟県民会館(新潟市)で10日から始まった。堂畝さんは、被爆者が生き延びたから、孫に当たる3世が今、生きているといい「命のつながりを感じてほしい」と話している。14日までで入場無料。
堂畝さんは、被爆3世の友人の勧めで2015年から3世の家族写真を撮り始めた。被爆者が高齢化する一方で、体験の継承を担う世代に無関心な人が多いと感じ「平和を考えるきっかけづくりにしたい」と、これまでに約100組を撮影し、各地で写真展を開いてきた。
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