原子力規制委員会は15日、停止中の東京電力柏崎刈羽原発7号機(新潟県)について、原子炉内へ核燃料を搬入する計画を承認した。再稼働に向けて必要な検査の一環で、東電は同日午後4時ごろから搬入作業を開始する。実際の再稼働には地元自治体の同意が必要となるため、具体的な時期の見通しは立っていない。
東電によると、敷地内のプールで保管中の核燃料872体を原子炉内に搬入。その後、燃料が正しく配置されているかや、非常用炉心冷却系機能などの検査を1カ月半程度かけて行う。安全対策のため、宿直の所員を8人から51人に増員した。
東京電力柏崎刈羽原発(手前から順に)7、6号機=新潟県
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