北関東などの山間部で相次いだ緊縛強盗事件をめぐり、福島県警は17日、栃木、長野、群馬の3県警による合同捜査班に加わった。

 福島県南会津町で14日に起きた緊縛強盗事件に、同じ犯行グループが関わっている可能性が高いと判断した。

 警察は同日、窃盗未遂容疑で逮捕した住所不詳、自称内装工ホアン・フー・ホア容疑者(25)と、出入国管理法違反(不法残留)容疑で逮捕した住所不定、無職マイ・バン・シー容疑者(23)を宇都宮地検に送検した。

 福島県警によると、一連の事件には、複数人の犯人が山間部の住宅に押し入り、住民を縛り、片言の日本語を話したなどの共通点がある。

 福島県警も捜査員を合同捜査班に派遣するなどして、南会津の事件との関係を調べる。(波多野陽)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。