茨城県は梨やりんごに被害をもたらす「チャバネアオカメムシ」の、さらなる大量発生が予測されるとして、注意報を2年ぶりに出して生産農家に対策を呼びかけていますが、市街地でもカメムシが確認されてきています。

水戸市酒門町のホームセンターでは家庭での対策を進めようと殺虫剤を買い求める人が4月ごろから増えています。

店によりますと、カメムシ専用の殺虫剤は系列店全体で去年の同じ時期の10倍以上となっていて、この店でも4月、売り切れて以降、在庫のない状態が続いています。

このため、店はカメムシにも効果がある別の殺虫剤の棚に「カメムシにも効く」と表示して客に紹介しています。

「山新グランステージ水戸ホームセンター」の菊池大貴 副店長は「臭いや見た目の不快感から駆除したいという問い合わせが多いです。今後、カメムシの特設コーナーを設けることも検討しています」と話していました。

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