日本海を北東に進む発達した低気圧の影響で、日本列島は16日、大気の状態が非常に不安定になった。雷を伴った強い雨が降ったり、強風が吹いたりしたところもあった。気象庁は、東日本から北日本では17日も落雷や竜巻など激しい突風、急な強い雨に注意するよう呼びかけている。  気象庁によると、16日の最大瞬間風速は山形県酒田市の飛島で30・0メートル、島根県隠岐の島町で28・6メートル、兵庫県明石市で27・2メートル、鹿児島県肝付町で26・2メートルなど。  低気圧に向かって湿った空気が流れ込み、本州の上空約5500メートルに氷点下21度以下のこの時期としては強い寒気が入ったのが影響した。


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