アメリカ海軍横須賀基地に2015年から配備されている原子力空母「ロナルド・レーガン」は、アメリカ本国以外を母港としている唯一の原子力空母として、海洋での活動を活発化させる中国への警戒のほか、朝鮮半島の警戒などにあたってきました。
メンテナンスのためアメリカ本国に移されることになり、出港を前に、ダリル・カードーン艦長が報道陣を前に「およそ9年間にわたって何千人もの乗組員が横須賀で生活し、同盟国などとともに自由で開かれたインド太平洋を維持すべきこの地域に展開してきた。乗組員にとって日本は第二の故郷となった」とあいさつしました。
そして午前10時すぎ、「ロナルド・レーガン」は、警戒任務にあたりながら3000人余りの乗員を乗せてアメリカに向けて出港しました。
横須賀基地には、代わって同じ型の原子力空母「ジョージ・ワシントン」がことし後半に入港し、配備される予定です。
「ジョージ・ワシントン」の配備は2回目で、去年、原子炉の燃料交換や偵察システムなどの改良が完了したということです。
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