サッカーJ1FC町田ゼルビアのクラブアンバサダーを務める元日本代表の太田宏介さん(36)が14日、母校の東京都町田市立小川小学校を訪れ、1年生にクラブマスコット「ゼルビー」が描かれたオリジナル下敷きを手渡した。太田さんが現役最後に所属した昨季の町田はJ2を制し、今季J1でも快進撃中。子どもたちの待つ教室に太田さんが現れると、約70人から歓声が上がった。

◆夢を実現させた体験談を語る

母校の1年生に下敷きを手渡した元日本代表の太田宏介さん(左)=東京都町田市で

 当初、クラブスタッフから「どうして宏介さんが突然来たか気になる?」と聞かれ「あ、確かに〜」と素直な反応も。クラブが市内の公立小の新入生に下敷きを寄贈しているもので、今年で7年目。プロ選手になりたいという幼少期からの夢を実現させた体験談を伝えた太田さんは、地元の先輩として「みんなの夢をゼルビーくんも応援してます」と語りかけた。  今回の訪問に学校側は「子どもたちにはいろいろな大人と関わることで刺激を受けてほしいと思っている。その中で、目標にできるあこがれの存在と会えるのはすごくいい刺激」と感謝した。 

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