丹頂鶴自然公園では現在、14羽のタンチョウを自然に近い状態で飼育していて、このうちオスの「クー」とメスの「タカミ」のつがいがあたためていた卵からヒナがかえっているのが今月8日、確認されました。

公園でのヒナのふ化は5年連続だということです。

ヒナの体長は12センチほどで性別はまだ分かっていません。

今月9日にはふわふわの茶色い産毛に覆われたヒナが親鳥の後ろをついて歩く愛らしい姿が見られ、多くの観光客などが盛んにカメラのシャッターを切っていました。

30年以上、公園に撮影で来ているという釧路市の60代の男性は「いつ見てもかわいいです。親鳥が一生懸命子育てをする姿も見ていてすばらしい」と話していました。

釧路市丹頂鶴自然公園の高嶋賢治飼育員は「元気なヒナがふ化して安どしている。まだ体が小さい今しか見られない様子を見てほしい」と話していました。

公園によりますと、ヒナは3か月ほどで親鳥と同じくらいの大きさまで成長するということです。

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