救急車

 横浜市消防局は13日、救急車が80代の女性を搬送する際に道を誤り、病院への到着に約13分遅れたと発表した。女性は搬送先の病院で死亡が確認された。搬送先の医師は「到着の遅れが与えた影響は不明」としているという。  消防局によると、同市戸塚区から女性を搬送していた同日午前8時58分、バイパスの分岐を間違え、本来の降り口から出られなかった。女性は搬送開始前の午前8時31分に救急車内で心肺停止状態となっており、救命処置をしていた。間違えなければ、分岐点から約3分で着くはずだった。  運転していた保土ケ谷消防署の20代の消防士長が、4月に異動したばかりで経路に不慣れな中、確認が不十分だったとしている。


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