特定の劇場のみでの上映を条件に約30年前に出演したポルノ映画が、アダルト動画サイトで配信されているとして、ダンサーの女性(49)が13日、サイトの運営元に対し、AV出演被害防止・救済法に基づき配信停止や150万円の損害賠償などを求めて東京地裁に提訴した。  訴状によると、女性は1994年ごろポルノ映画に出演。今年に入り、出演作4本が動画サイトで配信・販売されていることに気づいた。「運営元に使用許諾を与えたことはないし、契約もしていない」として配信差し止めを求めている。  記者会見した女性は「映画が出回り、泣き寝入りしている女性は多い。削除できると裁判で明らかにしたい」と話した。


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