平安文学に関する特別展を鑑賞する天皇、皇后両陛下の長女、愛子さま(11日、東京都千代田区)=代表撮影

天皇家の長女、愛子さまは11日、東京都千代田区の国立公文書館を訪問し、源氏物語やその注釈書などの平安文学に関する特別展を鑑賞された。担当者に身ぶり手ぶりを交えて質問するなど、興味深そうに見学された。愛子さまが単独で公務に臨まれるのは初めて。

愛子さまは源氏物語の注釈書である「窺原抄(きげんしょう)」などを見て回られた。眼鏡をかけて展示をのぞき込まれる場面もあった。

愛子さまは学習院大文学部の卒業論文で、中世を代表する女流歌人の一人であった式子(しょくし)内親王とその和歌を扱われていた。タイトルは「式子内親王とその和歌の研究」だった。

【関連記事】

  • ・愛子さま学習院大卒業 春から日赤、福祉への思い強く
  • ・愛子さま、神武天皇陵を参拝 小学生らと交流も
「日経 社会ニュース」のX(旧ツイッター)アカウントをチェック

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。