日本海に面した急斜面の棚田の風景で知られ、能登半島地震で被災した石川県輪島市の「白米千枚田」の一部区画で11日、田植えが行われた。田んぼ全1004枚のうち、被害がないか、修復が完了した約120枚が対象。
維持管理に当たる白米千枚田愛耕会と、棚田を借りている全国のオーナー会員が、手作業で苗を植える。
輪島市によると、千枚田は元日の地震で大きなひび割れが生じるなどし、水利設備を含め約8割の田んぼに被害が出た。現地確認を踏まえて当初は約60枚で田植えを予定していたが、応急復旧が想定より進み、対象が広がった。ただ依然として多くは修復できておらず、今後も作業を続ける。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。