広島や長崎の被爆者らを乗せて世界一周をするピースボートの船が横浜港を13日たつのに先立ち、主催者が記者会見した。被爆者3人が各地で自身の体験を証言する他、ウクライナ出身の若者7人が戦禍について伝えながら世界を回る。
長崎で1歳の時に被爆した小川忠義さん(80)は会見で「一人でも多く核の恐ろしさを伝えていきたい」と意気込んだ。
乗船した被爆者による証言会は2008年から始まり、これまで延べ170人以上の被爆者が自身の経験を話してきた。今回は、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中熙巳代表委員(91)も南アフリカのケープタウンまで乗船する。
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