「ツール・ド・熊野」が開幕し、国の天然記念物「一枚岩」の前を走行する選手たち=10日午前、和歌山県古座川町

 和歌山県古座川町で10日、国際自転車連合の公認レース「ツール・ド・熊野」が開幕した。12日までの3日間、紀伊半島南部の山間部や海岸線を走る計338・7キロのコースでタイムを競う。  「ツアー・オブ・ジャパン」などと並ぶ国際的な大会。24回目の今年は、フランスなど海外5チームを含む16チームがエントリーする。国内は地元和歌山県のキナンレーシングチームをはじめ、栃木県の宇都宮ブリッツェンなどが出場。  10日は国の天然記念物である古座川の「一枚岩」がある清流沿いを走るコースでスタート。11日は三重県熊野市と同県御浜町の山岳地を走り、12日は和歌山県太地町の太地半島を周回する。


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