長野県大町市で行われた会合であいさつする新潟県糸魚川市の米田徹市長=9日午前

 利用が低迷するJR大糸線の糸魚川(新潟県糸魚川市)―白馬(長野県白馬村)間の利便性向上に向け、JR西日本と新潟、長野両県の沿線自治体などでつくる「大糸線活性化協議会」は9日、6月から来年3月まで、各駅を結ぶ臨時バスを運行すると発表した。糸魚川駅発着の北陸新幹線との接続を改善し、敦賀延伸に伴う関西方面からの誘客促進を狙う。  協議会によると、糸魚川駅は北陸新幹線が上下線で1日当たり13本発着する一方、同駅発の大糸線は9本にとどまる。乗り継ぎに1時間以上かかる時間帯もあり、1日4往復のバス運行で埋め合わせる。


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