神奈川県立病院機構が運営する県立精神医療センター(横浜市港南区)は9日、60代の看護師が自傷行為を繰り返していた20代の入院患者に「そんなに(自傷行為を)したければ、山奥ですればいい」と暴言を吐いていたと発表した。

神奈川県庁(資料写真)

 センターによると、看護師による暴言は3日にあり、患者が看護師の上司に相談して発覚した。センターは心理的虐待の疑いがあるとして、精神保健福祉法に基づき、横浜市に通報した。  市は今回のケースを調査し、虐待の事実認定を行う。センターは、暴言が患者の尊厳を傷つける発言だったとして、看護師の処分を検討している。(志村彰太) 

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