一般ドライバーが自家用車を使い有償で客を運ぶ「ライドシェア」を巡り、吉村洋文大阪府知事は9日の記者会見で、府内全域で24時間運行する2025年大阪・関西万博版の独自制度について、秋から導入するには夏までの可否判断が必要だと強調した。大阪市域を対象とする「日本版」は区域・時間限定で、拡大には国土交通省の許可が必要となる。  府と大阪市は、日本版では万博期間中のタクシーが不足するとして、秋から1年間、大阪版のライドシェア実現を目指している。区域・時間を拡大するほか、タクシー会社以外の参入も認める。吉村氏は「逆算すると、夏までに判断してもらわなければ事業者も準備できない」と語った。


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