秋葉国家安全保障局長は20日、カンボジアの首都プノンペンでフン・マネット首相と会談しました。
この中で秋葉氏は、かつて日本が国連のPKO=平和維持活動の一環としてカンボジアに自衛隊を派遣したことなどを念頭に、長い期間をかけてさまざまな分野の協力が進んでいると指摘しました。
その上で、両国の協力関係をさらに深めていきたいという考えを伝え、石破総理大臣のメッセージも伝達しました。
秋葉氏は19日はフィリピンでマルコス大統領と会談し、自由で開かれた国際秩序を維持・強化していきたいという考えを伝えています。
来月アメリカでトランプ政権が発足し、国際情勢が流動化する可能性も指摘される中、秋葉氏としては日本が重視する東南アジアとの連携を強化するねらいがあるものとみられます。
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