CDCは18日、南部ルイジアナ州で、鳥インフルエンザウイルスの「H5N1型」に感染した人が重症になったと発表しました。

アメリカで鳥インフルエンザに感染した患者が重症になったケースは今回が初めてだということです。

感染のルートについては調査中ですが、患者は、病気になった鳥などに自宅で接触する機会があったということで、CDCは野鳥や自宅で飼育している鳥も感染源になる可能性があるとしています。

CDCは人から人への感染は確認されていないとして、一般の人に対するリスクは低いままだとしています。

アメリカではことし、鳥インフルエンザに感染した人が60人あまり確認されていますが、これまでは目の充血など軽い症状で、ほとんどのケースでは感染した鳥や牛に接触する機会があったということです。

CDCによりますと、今回の患者から検出されたウイルスは先月、カナダで確認された患者や国内の野鳥から検出されたウイルスと遺伝子の型の特徴が似ているということで、引き続き調査を進めるとしています。

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