ガザ地区での停戦と人質解放に向けた協議は双方の主張の隔たりが大きく停滞してきましたが、複数の欧米メディアはCIAのバーンズ長官が協議の進展に向けて、18日にも仲介国のカタールに入ると伝えていて協議は再び本格化するとみられています。
イスラエルメディアは協議している停戦の第1段階をめぐり、イスラエル軍がガザ地区内の戦略的な要衝にとどまることについて、ハマスは受け入れを示唆しているとしています。
ハマスは以前は停戦とともにイスラエル軍の即時撤退を求めていましたが、レバノンでハマスとの連帯を掲げるイスラム教シーア派組織ヒズボラが、イスラエルとの戦闘を停止したことなどから、最近になって態度を軟化させたのではないかと伝えられています。
ただ恒久的な停戦を目指すかどうかをめぐっては、両者の間で依然、隔たりが残っているとみられています。
ハマスはSNSで「イスラエルが新たな条件を提示することをやめれば合意に達することは可能だ」とする声明を出していて、アメリカのCIA長官も参加した協議で、進展があるのか注目されます。
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