北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、キム・ジョンウン(金正恩)総書記が、父、キム・ジョンイル(金正日)氏の死去から13年となる17日、遺体が安置されている宮殿を訪れたと18日、伝えました。
キム総書記は、指導部や軍の幹部たちと、花かごをささげて追悼し、参加者全員がキム総書記への忠誠を誓ったとしています。
一方で北朝鮮は韓国の国会でユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領による「非常戒厳」の宣言をめぐり、大統領の弾劾を求める議案が可決されたことを16日、国営メディアで伝えましたが、その後、反応を示していません。
外交関係者からは、「いま強い反応を示せば、北の脅威を訴えるユン大統領を支援する形になるので、静観しているのではないか」などとの見方が出ています。
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