ベラルーシにある日本大使館は17日、NHKの取材に対し、ベラルーシ外務省が16日、日本人1人を拘束していると伝えてきたと明らかにしました。

日本大使館は、拘束された日本人の性別や氏名など詳しい情報は明らかにできないとした上で、邦人保護の観点から適切に対応していくとしています。

ベラルーシでは今月3日、独立系のメディアが、南東部のゴメリ州で、日本人男性1人が当局によってスパイ容疑で拘束されたと報じ、日本大使館が事実関係の確認を続けていました。

報道によりますと日本人男性は今月1日、鉄道の線路をまたぐ幹線道路の陸橋を動画で撮影していたということで男性に気づいた列車の運転士の通報を受けて、当局に拘束されたということです。

ベラルーシでは、ことし7月にも、元日本語講師の50代の日本人男性が軍事施設などの情報を収集したとして、当局に拘束され、現在も拘束されたままとなっています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。