韓国軍は、島根県の竹島の周辺海域で、海軍と海洋警察の艦艇などが参加した、定例の防衛訓練を16日行ったと発表しました。

韓国政府は、竹島について「トクト(独島)」と呼んで「韓国固有の領土だ」と主張し、竹島の周辺海域では、韓国軍が毎年2回、訓練を実施しています。

16日の訓練は、ユン・ソンニョル(尹錫悦)政権の発足以降、6回目となり、韓国メディアは、韓国軍関係者の話として、「領土や国民の財産を保護するための、定例的な訓練だ」と伝えています。

一方、ユン政権に入ってからは、訓練は非公開で実施され、海兵隊による島への上陸は、今回もなかったと報じられています。

日本政府は、竹島について「歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も、明らかに日本固有の領土だ」として、これまで韓国政府に対し、訓練の中止を繰り返し求めています。

外務省 韓国側に強く抗議

外務省の鯰アジア大洋州局長は、東京の韓国大使館のキム・ジャンヒョン(金壯◎)次席公使に対し「竹島は歴史的事実に照らしても、国際法上も明らかに日本固有の領土であることに鑑み、到底受け入れることはできず、極めて遺憾だ」と強く抗議しました。

また、ソウルの日本大使館から韓国外務省に対しても、同様の抗議を行いました。

※(金壯◎)の◎は「火へんに玄」。

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