「日アフリカ官民経済フォーラム」は、日本時間の16日夜から、西アフリカのコートジボワールで始まり、大串経済産業副大臣や100を超える日系企業の関係者らが出席しました。
このなかで、大串副大臣は「日本企業は先進技術や人材育成にたけている。アフリカ各国にはこのフォーラムを契機に交流を広げ、ビジネス連携を進めてほしい」と述べました。
このあと、日本政府は、80を超える国が加盟する「アフリカ開発銀行」との間で協力関係を深める覚書を交わしました。
具体的には、水素やアンモニア、それに鉱物資源などの分野への投資で、日本企業が「アフリカ開発銀行」から融資を受ける際、政府系のNEXI=日本貿易保険が保証を付けることなどが盛り込まれています。
このほか、フォーラムの中で日本政府は、アフリカのスタートアップと日本の大手企業が連携する際、支援を行う新たな枠組み、「JACCI=日本アフリカ産業共創イニシアティブ」を立ち上げることも発表しました。
日本政府としては、会合を通じて、今後、人口増加が見込まれ、鉱物資源の調達先としても有望視されるアフリカとの連携を一段と強化したい考えです。
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