韓国・ソウル近郊のオサン(烏山)空軍基地を拠点に活動する在韓アメリカ宇宙軍は、現地での部隊創設から今月で2年となり、13日は韓国軍と記念の式典を開いて、両軍が連携を深めていくことを確認しました。
これにあわせてジョン・パトリック司令官がNHKの単独インタビューに応じ、北朝鮮の動向に関連して「われわれの衛星でいかなる種類のミサイル発射も追跡する。情報は特に韓国と共有され、日本などとも共有される」と説明しました。
そのうえで、およそ90人いる部隊の規模を「来年末までに2倍にできればと考えている」と述べて、ミサイルの警戒態勢を強化する方針だと明らかにしました。
また、韓国で非常戒厳をめぐって政治的な混乱が続いていることが米韓両軍の連携に影響を及ぼすかという質問に対して「米韓関係は揺るぎない。われわれの関係は全く変わっていない」と述べ、影響はないと強調しました。
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