タイム誌は1927年から毎年、その年に世界に最も影響を与えた人物や団体を「ことしの人」に選出していて、ことしはトランプ次期大統領を選んだと12日、発表しました。

選考の理由について、「歴史的な返り咲きを成し遂げ世界におけるアメリカの役割を変えた」とした上で、「最も熱狂的な支持者から最も激烈な批判者まで私たちはトランプ時代を生きている」と評しています。

トランプ氏が「ことしの人」に選出されるのは2016年の大統領選挙で勝利した時以来、8年ぶり2回目です。

トランプ氏は、12日、ニューヨーク証券取引所で行われた記念のセレモニーに参加し、取引開始の鐘を鳴らすと周囲からは「USA」コールが沸き起こっていました。

その後、トランプ氏は、アメリカの経済チャンネルCNBCの取材に対し、「われわれは法人税の税率を21%からさらに引き下げるつもりだ。税率を15%に下げられるよう努力するが、そのためには企業はアメリカで製品をつくる必要がある」と述べ、減税策などによって経済をさらに活性化したいという考えを示しました。

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