アメリカ労働省が6日、発表した11月の雇用統計によりますと、農業分野以外の就業者は前の月より22万7000人増えました。
前回・10月は南部フロリダ州に上陸したハリケーンや航空機メーカー、ボーイングのストライキの影響を受けて就業者の伸びが大きく落ち込みました。
10月の統計からは改善した形です。
失業率は、前の月から0.1ポイント上昇して4.2%でした。
インフレに結びつくデータとして注目される労働者の平均時給は、前の年の同じ月と比べて4.0%、前の月と比べると0.4%それぞれ上昇し、市場予想を上回りました。
FRBは12月17日から2日間の日程で金融政策を決める会合を開きます。
市場では0.25%の利下げに踏み切るという観測が広がっていますが、今回の統計を受けてFRBが雇用情勢をどのように判断するかが注目されます。
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