【ワシントン=共同】トランプ次期米大統領は4日、人質問題を担当する大統領特使に国際開発金融公社(DFC)の元最高経営責任者(CEO)アダム・ボーラー氏を充てると発表した。パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスに拘束されている米国人の人質解放交渉などに当たる。
第1次トランプ政権が推進したイスラエルとアラブ諸国の国交正常化や、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンとの交渉に関与した経験があるという。
第1次政権では、人質問題の特使を務めたロバート・オブライエン氏が実績を評価され、後に大統領補佐官(国家安全保障担当)に任命された。
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