4日のニューヨーク株式市場では前日(3日)に発表されたIT大手「セールスフォース」の決算の内容が市場予想を上回ったことをきっかけに、ほかの大手ITや半導体メーカーの業績にも期待感が膨らみ、買い注文が先行する展開となりました。
ダウ平均株価の終値は前日と比べて308ドル51セント高い、4万5014ドル4セントで、終値として初めて4万5000ドルを超えて最高値を更新しました。
また、ハイテク関連銘柄が多いナスダックの株価指数と、主要な500社の株価で算出する「S&P500」の株価指数もそれぞれ上昇し、最高値を更新しました。
市場関係者は「FRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が講演でアメリカ経済はこれまでの見通しよりも強く推移しているという見方を示し、投資家の間で景気に対する楽観的な見方が広がったことも株価にとってプラス材料となった」と話しています。
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