イスラエル軍とイスラム教シーア派組織ヒズボラとの間で戦闘が続いていたレバノンでは、今月27日から停戦が発効していますが、外務省によりますと、これまでの戦闘で100万人を超える避難民が厳しい生活を余儀なくされているということです。

こうした中、政府は29日の閣議で、現地では生活必需品が極端に不足し、今後も厳しい生活状況が続くことが予測されるとして、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所を通じて物資を提供することを決定しました。

提供されるのは、毛布とマットが、それぞれ6500枚ずつ、雨よけなどに使われるブルーシートが2500枚で、近くUNHCRに譲渡されるということです。

レバノンをめぐって、政府は、先月、生活必需品や食料などの人道支援のため、1000万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決めています。

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